英語でつながる世界:異文化交流を楽しむための外国人とのコミュニケーション術

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今回は、ある日の彼との会話から学んだ、異文化交流を楽しむ為に知っていて欲しいことを紹介します。。

文化的背景は、国や地域の歴史、習慣、信仰、価値観、言語、芸術、食文化など、その文化を形成する要素や背景を指します。これらは人々の生活様式や考え方に大きな影響を与えます。異なる文化の魅力を理解し、楽しく交流することで、互いの世界が広がり、新たな発見を見つけることができます。

外国人とのコミュニケーションで言葉遣いや意味を理解することは大切なことです。

目次

異文化交流で求められる英語力

異文化交流を成功させるためには、どのような英語力が求められるのでしょうか?まずは基本的な文法能力。これは正しい英語を話すための基礎です。次に必要なのが、社会言語学的能力。これは相手の社会的、文化的背景を理解し、それに基づいて適切にコミュニケーションをとる能力のことです。さらに、自分の意見を表現したり、他人の意見を理解したりするためのストラテジー能力も重要です。そして最後に、自分の考えを整理し、それを他人に伝えるための談話能力が必要となります。これらのスキルは、異なる文化の人々と円滑にコミュニケーションをとるため、そして深い理解を促すために重要なのです。

外国人の彼との会話エピソード

ある日、私が怪我をしたとき、ネイティブスピーカーの彼に「so sorry」と言われました。彼が謝る理由が分からず、「どうしてあなたが謝るの?」と尋ねたところ、「日本人は『大丈夫?』っていうけど変だよね?怪我をしているのを知っているんだから大丈夫じゃないのわかります。なぜ大丈夫?と聞くの?変だよ。」とのこと。

彼の言葉に驚くと同時に確かに!と思いました。私たち日本人にとって、「大丈夫?」という言葉は相手の気持ちを確かめるための言葉であり、心配している気持ちを表すためのものです。しかし、彼にとっては、怪我をしていて大丈夫なわけがないのに「大丈夫?」と聞くその言葉に意味がないとのことでした。

この出来事から、私は言葉には文化的な背景があることを改めて学びました。言葉を交わす相手によって、同じ言葉でも意味が変わることがあることを忘れずに、相手の文化や背景に敬意を払いながらコミュニケーションをとっていく必要があります。私たちが日常的に使い慣れている表現が、相手にとっては不適切な表現になることがあるということを知りました。

日本語でよく使われる表現が外国人に勘違いされる例

  • 気をつけて帰ってね」: 日本語では、別れ際によく使われる表現ですが、外国人には「どうして気をつけないといけないの?」と感じる場合があります。「have a safe trip home」と言ったりします。
  • 「頑張ってね」: 日本人にとっては励ましの言葉ですが、「何を?」と意味を理解されない時があります。もっと具体的な表現をしたり目標を共有したりして励ましの言葉を伝えることが大切です。
  • 「遠慮しないで」: 日本人にとっては、お互いに譲り合いをするための言葉ですが、外国人には特に翻訳アプリなどを使って直訳すると命令的になる可能性もあり「どうして私たちは遠慮しなければならないの?」と思わせてしまう可能性があります。相手の意見や要望を尊重するための言葉を選ぶようにしてください。

外国人が用いる表現が、直訳すると意味不明になる言葉の例

  • “Hang in there” がんばって続けてほしいという意味で使われる表現ですが、直訳すると「そこにぶら下がっていて」となり、意味不明になります。
  • “Piece of cake” 何かがとても簡単であることを表現する表現で、直訳すると「ケーキの一切れ」となり、意味不明になります。
  • “Spill the beans” 秘密を漏らすことを表現する表現で、直訳すると「豆をこぼす」となり、日本人には意味不明になります。
  • “Hit the sack” 寝ることを表現する表現で、直訳すると「袋を打つ」となり、意味不明になります。

文化的な背景や使われ方の例

「お疲れ様です」 この表現は、相手の疲れた様子を見て気づき、気遣うことで表現されます。日本人は、相手のことを思いやり、共感することが大切であると考えているため、このような表現が生まれたとされています。

彼にお疲れ様を英語でいうとなんて言うと思う?と聞いたら「英語にお疲れ様と同じ言葉はない、わからない」と言っていました。お疲れ様は何にでも使えますがそれに見合う英語の一言は見つからないそうです。

「Thank you for your hard work」 英語では、仕事を終えた後に「Thank you for your hard work」と言うそうです。英語圏の文化では、仕事の成果に対して感謝の気持ちを表現します。

異文化コミュニケーションにおいては、相手が理解しやすい表現や言い回しを選択することが必要です。相手の文化や背景に敬意を払いながら、自己表現することも大切です。自国の文化や習慣を押し付けるのではなく、相手の文化や習慣を尊重し、受け入れる姿勢が大切です。

外国人とのコミュニケーションにおいて注意すべき点

外国人とのコミュニケーションにおいて注意すべき点をまとめました。

  • 相手の文化や背景を理解すること
  • 相手の言葉や表現に興味を持ち、尊重すること
  • 言葉遣いに注意すること
  • 具体的な表現や目標を共有すること
  • 相手の意見や要望を尊重すること

外国人の彼氏と忙しくて会えない時、私は彼に寂しいよー会いたいよーという気持ちを込めて「I want to see you」とメッセージを送りました。しかし、彼は『When?』と返信してきました。私は日本人特有の抽象的なニュアンスで伝えようとしましたが外国人の彼からすると会いたいというなら時間を作らなくてはいけない。具体的にいつ会いたいんだ?という考えになったみたいです。

まだ出会って英会話を始めたばかりで翻訳アプリを使っていたときの会話です。他にも日本語をそのまま訳して会話をして外国人の彼には誤解を与えてしまった会話はあります。文化が違えば捉え方も違うということを実感した出来事です。

翻訳アプリはとても便利ですが、日本語をそのまま訳しても、文化的な背景の違いから、外国人の相手は日本人とは異なる解釈をすることがあります。異文化間のギャップを埋め、お互いの理解を深めるためにも、外国人との会話を積極的に行うことがお互いの理解を深めるには大切です。オンライン英会話などの学習方法もありますので、積極的に取り組んで経験を積んでみることをお薦めします。

相手に間違ったコミュニケーションの取り方をしてしまった時

異文化コミュニケーションにおいて、相手に間違ったコミュニケーションの取り方をしてしまった場合は素直に謝ることが一番です。

  • 誤解を解く:相手に誤解を与えた場合は、すぐに説明し、理解してもらうように努めましょう。誤解が解けるまで、繰り返し説明することも必要です。
  • 謝罪する:相手が嫌な思いをした場合や、誤解を与えてしまった場合は、謝罪することが大切です。
  • 相手の立場に立って考える:相手の文化や背景について理解し、相手の立場に立って考えることが大切です。相手の気持ちや文化に敬意を払い、受け入れる姿勢を示すことで、相手との信頼関係を築くことができます。

異文化交流のメリット

異文化交流には、メリットがたくさんあります。まず一つ目は、英語を使う機会が自然と増えること。これは例えば、異文化交流のイベントに参加することで、英語を話す新しい友人を作る機会が増えます。次に、自身の固定観念を壊すきっかけとなり、自分の価値観を見直す機会が生まれます。さらに、新たな友達やパートナーに出会う可能性も広がります。これらの経験は、自身の視野を広げ、人生の質を高めてくれます。

英語力をアップさせるには

これらの英語力を磨くためには何をすべきでしょうか?最初は英語を学ぶための基本的なテクニック、例えば毎日一定時間勉強する、日常生活で英語を使う、ネイティブスピーカーの音声を聞く、などから始めます。それから、次のステップとして、英語学習のプロセスに「理解」を取り入れることを強く推奨します。たとえば、「try doing」と「try to do」の違いや英語表現「here and there」の使い方を理解することです。こうした理解を深めることで、言語をただ覚えるのではなく、言葉の背後にある意味やニュアンスをつかむことができます。これが、英語力を確実にアップさせる方法なのです。

まとめ

異文化コミュニケーションにおいて、言葉遣いに気をつけて、相手の文化や背景を尊重する姿勢を大切にしましょう。相手の言語や文化に興味を持ち、知識を深めることで、お互いが楽しんで交流できます。異文化コミュニケーションを実践して、楽しく交流を深めてください。

異文化間のコミュニケーションは外国人とたくさん会話して経験を積むことが重要です。みじかに外国人がいなくてもオンライン英会話を利用することで、リアルタイムで英語の会話をすることができます。

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